東京12区 「太田優位」脅かす田母神
編集局 2014/12/08 政治|’14衆院選 注目区を行く [会員向け]
自公連立の象徴的な選挙区とされるのが東京12区だ。現国土交通相の太田昭宏は公明党代表も務めた同党の“ドン”だ。前回、太田は11万票余を獲得して圧勝し、他を寄せ付けない貫禄を見せた。2003年の衆院選以降、自民党は自前候補を立てず、今回も太田を推薦。民主党も前回に引き続き候補擁立を見送った。与野党第1党の候補不在の選挙区でもある。
この公明の牙城に挑戦状をたたき付けたのが、次世代の党・田母神俊雄だ。航空幕僚長時代から保守派の論客として知られているが、2月の都知事選に出馬し約61万票を獲得、知名度を高めた。
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