EUvs 英、対面交渉 厳しい局面
編集局 2020/12/01 写真|欧州 [会員向け]
EUのバルニエ首席交渉官が11月27日に一部加盟国の漁業担当相と会談した。貿易交渉の最大の懸念の一つで難航している漁業問題を打開するため、意見交換を行うためだった。
EUは一貫して英海域での漁業権の現状維持を主張し、これに対して英国は、離脱に伴い手にする独自の漁業政策で「主権」を強調している。直接関係のあるフランスやスペインなどのEU加盟国は、英海域での漁業権を認める協議は年次交渉で状況を見ながら決定すべきとしているが、英国はこれを認めていない。
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