GDP第2四半期、4.6%減 景気後退強まるロシア


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欧州産食品の禁輸措置強化

 原油安などによる輸出減少に加え、ウクライナ問題を受けた欧米による経済制裁がロシア経済に追い打ちをかけている。ロシア国家統計局が10日に発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は、前年同期比4・6%減となった。一方でプーチン大統領は6日、対露制裁に対抗して発動した欧米産食品の輸入禁止措置を徹底する大統領令に署名した。欧州産食品を大規模に廃棄することで愛国心を高揚させ、景気後退への不満を逸らせる構えだ。(モスクワ支局)


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