ウクライナ停戦合意の行方不透明


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東部への自治権付与に議会反発

 ウクライナ東部での親ロシア派と政府軍の戦闘終結に向け、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国首脳会議がまとめた停戦合意「新ミンスク合意」が15日、発効した。しかし、停戦発効後も親露派は要衝デバリツェボで攻勢を続けるなど、合意の行方は不透明だ。ウクライナ議会でも、東部への自治権付与で親露派に譲歩したポロシェンコ大統領に対する不満が高まっており、和平プロセスそのものが瓦解(がかい)する可能性もある。
(モスクワ支局)


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