韓国THAAD配備に住民ら反発


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広まる風評、沈静なるか

 在韓米軍への配備が決まった地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」をめぐり配備予定地である南東部・星州(慶尚北道)の住民が猛反発している。レーダーの電磁波や騒音が地元住民の暮らしを脅かすといった類いの風評が広まり、上京して大規模デモまで行った。政府は沈静化に向けた対応に追われている。(ソウル・上田勇実)

 「電磁波の有害性をめぐり住民安全に対する最低限の説明と納得できる具体的根拠もなく、中央政府が力のない地方自治体に一方的に通報をした恥辱の日として記憶されるだろう」


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