独連邦議会選 首相候補の不祥事で泥沼化


SPDのショルツ首相候補(AFP時事)

ポスト・メルケル“手負い”の3氏に

 「ドイツの政治は面白くない」とよく言われた。メルケル首相が長期政権を維持してきたことも理由だが、CDU/CSUの牙城を脅かすべきSPDが党内のゴタゴタもあって久しく停滞してきたからだ。そのドイツで「今回の連邦議会選は面白い」と言われだした。SPDが第1党になる可能性が出てきたのだ。

 今月に入り、メディアの関心はSPDが連邦議会選挙(下院)後、どの政党と連立を組むか、ないしは組むことができるかに集中してきた。


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