【上昇気流】落語家の3代目三遊亭圓歌

 落語家の3代目三遊亭圓歌は岩倉鉄道学校に在籍中、学徒動員で山手線新大久保駅の駅員を務めた。後に「山のあな、あな」のフレーズで日本中を笑わせた創作落語「授業中(山のあなた)」に新大久保駅が出てくる。歌奴を名乗っていた昭和…

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拮抗する韓国大統領選、支持基盤に極左集団の影

各党の候補出そろう、李在明氏に左派政権継続の「特命」  韓国大統領選の各党の候補がほぼ出そろった。与党共に民主党からは李(イ)在明(ジェミョン)前京畿道知事、野党国民の力からは尹(ユン)錫悦(ソンニョル)元検察総長(検事…

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「ジェンダー平等」の公約、生活実感とズレ

 自民党の“実質勝利”となった先の衆院選は、大物議員の落選が相次いだことで注目を集めた。その一人に、立憲民主党副代表の辻元清美氏(大阪10区)がいる。  投票結果が出た今月1日、辻元氏はSNS上の動画で「本当にごめんなさ…

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人生を変えたダライ・ラマ14世との出会い

人生を変えたダライ・ラマ14世との出会い

 広島大学准教授の田北冬子さんは、ノーベル平和賞受賞者で、世界的に著名な仏教指導者、ダライ・ラマ14世の通訳がきっかけでチベット仏教徒になり、やがてラージャ・ヨガに魅了され、現在はラージャ・ヨガ瞑想フレンズオブ広島代表の…

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外交安保 毅然とした対中姿勢貫けるか

《第2次岸田内閣の政策課題(中)》    強大な経済・軍事力を背景に覇権拡大を続ける中国とどう向き合うか――。日本が直面する、この最大の外交安保課題に対し、岸田文雄首相は衆院選後のわずかな期間ではあるが、三つの行動で基本…

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【社説】中国の歴史決議 習近平長期政権の幕開け

 習近平長期政権の幕開けとも言える歴史決議だった。中国共産党の重要会議である6中総会(第19期中央委員会第6回総会)は、党創建100年を総括する歴史決議を採択し閉幕した。  歴史決議は1945年に毛沢東、81年に鄧小平の…

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ベトナムに1-0で勝利、苦境乗り切った森保J

ベトナムに1-0で勝利、苦境乗り切った森保J

W杯予選で初の連勝、準備期間1日も序列と流れを優先  欧州組11人の移動便が遅れ、日本は全員集まっての準備期間が1日だけ。「与えられた環境で、最善を尽くす」。前代未聞の事態でも10月のオーストラリア戦から先発変更は1人と…

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百貨店各社、宣言解除で「体験型福袋」多様に

百貨店各社、宣言解除で「体験型福袋」多様に

新たな生活様式に対応、「ワーケーション」や街歩きも  2022年の正月に向け、百貨店各社が売り出す福袋が出そろった。観光地で休暇を取りながら働く「ワーケーション」など、コロナ禍で定着した新たな生活様式に対応した体験型が目…

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化粧品大手ポーラが発表、「美肌県」首位は石川

2年連続の受賞、全国で集めた約29万件の肌データを分析    化粧品大手のポーラ(東京)は11日、「美肌県グランプリ2021」で石川県が2年連続の総合賞首位に輝いたと発表した。肌の張りや透明感など総合的に肌の良さが全国ト…

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アパルトヘイト撤廃、F・デクラーク氏が死去

アパルトヘイト撤廃、F・デクラーク氏が死去

85歳、ノーベル平和賞を受賞した白人最後の南ア大統領  南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離)の撤廃に大きな役割を果たし、ノーベル平和賞を受賞したフレデリク・デクラーク元大統領が11日、中皮腫のため、南部ケープタウンの自…

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重くて長い道のり、独から歩いて英グラスゴーに

重くて長い道のり、独から歩いて英グラスゴーに

球体に入ったまま歩く芸術家、COP26に合わせ抗議活動  英グラスゴーで6日、金属製の大きな球体作品の中に入ったまま歩き進むドイツ人芸術家。  現地で開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に合わせ…

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平野祐一・キャシー夫妻

アブドル・バハ没後100年のバハイ教

日本人に東西世界の融合期待 バハイ教徒 平野祐一・キャシー夫妻に聞く  19世紀のイラン(当時のペルシャ)でバハオラによって創設されたバハイ教は、独自の聖典と暦を持つ世界宗教の一つで、イスラム教からは異端として長年、迫害…

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キノコ狩り天国 ーフィンランドから

 フィンランドは森と湖の国と称されるほどあって、国土の71・6%が森林だ。ヨーロッパだけでなく世界で最も国土面積に占める森林の割合が多い国だ。首都圏であっても週末などに遠出する必要なく気軽に近くの森でのハイキングなど、自…

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【上昇気流】草木の花よりも草木の実の方が美しい

紅葉シーズンを迎え、新型コロナウイルスの感染拡大で行楽を控えていた人々の出足も少しずつ戻ってきそうだ。見頃は山地から平地へと移ってきているが、関東の都市部はまだまだ。その代わりというのではないが、木々の赤い実を見て楽しん…

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米露関係に新しい展開か 対立の一方で接触が急増

米中不測の事態回避の「保険」 対ロシア強硬方針を掲げ、大規模制裁を科す米国のバイデン政権に対し、ロシアは「米国の防空システムを回避できる」という極超音速巡航ミサイルのテストを行うなど、米露関係は悪化したままだ。しかしその…

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