民主主義・自由の苦闘、積極的貢献求められる日本


山田寛

 この夏は、国際政治にも暑い夏だった。

 イラク、シリア、ガザ地区、リビア、ウクライナ…の戦禍。イスラム超過激組織が台頭、「アラブの春」は息絶えた。ナイジェリアの女子生徒拉致のテロ集団は、10歳も含む女性による連続自爆テロを敢行した。タイの民主主義は仮死状態。ミャンマーの民主化も、報道抑圧など足踏みが目立つ。

 そして、ロシア、中国の力による現状変更の動き。中国国内の弾圧や香港の1国2制度への暗雲。世界で民主主義・自由が苦闘している。


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