子供の上手なしつけ方は? 否定的でなく肯定的な表現で
◆ きょういく Q&A ◆
Q 子供が言うことをきかなかったり、反抗的な態度をとったら、どのように注意したらいいですか。
A 注意する前に、ほめるのが効果的です。ほめられると、子供は心を開きます。そして、親の言うことに耳を傾けてくれるようになります。子供は自分を認めてもらったことで、注意された内容も受け入れられやすくなります。きちんとできていることを親が認めると、自分を見てくれているんだと喜びます。注意されたことを気を付けようという気持ちになります。
Q 注意をするコツは。
A 否定的な言い方ではなく、肯定的な表現で伝えるほうが、子供には理解しやすいです。使ったものを出しっぱなしにしたら、「だめだよ!」と叱るのではなく、「片付けようね!」と促すと分かりやすいですね。
Q 子供がウソをついたらどうしたらいいですか。
A 本当のことを言うと叱られるので、ウソをついてしまうことがあります。親が「なぜ?」「どうして?」と問い詰めると、自分を守るために、ウソをついて取り繕い、ウソにウソを重ねてしまいます。叱らないからと、本当のことを言うようにさせ、本当のことを言った場合、絶対に叱らないこと。正直に話したことをほめてから、悪かったことを注意してください。
Q ウソをつかないようにするには。
A ウソをつくと、本当のことを言っても信じてもらえなくなることがあり、それがどんなに辛いことか教えましょう。親が子供に誠実な態度で接し、ウソをつかないようにします。子供だからこそ、誠実に対応しなければなりません。