電子化で医療の質が低下へ


Charles Krauthammer

失われる医師独自の感覚

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 【ワシントン】約10年前、友人の医師が、医療の現場の条件がますます悪化していることを嘆いていた。この友人は笑いながら「どのような経緯で、1978年に医療の現場を離れようと思ったのか」と聞いてきた。

 「やめようと思ったわけではない。先のことなど分からなかった。ただ、私にはこの仕事は合わないと思っただけだ」と答えておいた。


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