上昇気流
横浜市戸塚区で飼育中のアパートから約2週間…
横浜市戸塚区で飼育中のアパートから約2週間前に逃げたアミメニシキヘビが飼い主宅の屋根裏で見つかった。近所の人たちはこの間、ちょっとした外出もままならず大迷惑だったに違いない。 当初、ある専門家は3㍍以上ある蛇は重過ぎ…
都会に住んでいても、朝早く鳥の声が聞こえる…
都会に住んでいても、朝早く鳥の声が聞こえることがある。ハトやカラスなどはもちろんだが、それに混じってウグイスの声なども聞こえてきて驚かされる。こんな都会にウグイスなどいるのかと思ってしまうが、飼育されている鳥かもと推測…
新型コロナウイルスワクチンの接種加速に国を…
新型コロナウイルスワクチンの接種加速に国を挙げて取り組んでいる時に、何を考えているのだろう。自衛隊による東京都と大阪府でのワクチンの大規模接種で、毎日新聞と朝日新聞出版の記者が、架空の接種券番号を使って虚偽の予約をし、…
自分のことを「バカ」と思ったことが生涯…
自分のことを「バカ」と思ったことが生涯一度もない人は少ないだろう。作家・文芸評論家の伊藤整(1969年没)は、亡くなる前日に「俺はバカだ」と何回か呟(つぶや)いたという。息子の伊藤礼氏(英文学者)が回想している(桶谷秀…
「ある時は万葉人(びと)の相聞歌しみじみと…
「ある時は万葉人(びと)の相聞歌しみじみと読み老いを忘るる」。国文学者で作家、エッセイストでもある中里富美雄さんが短歌誌『迯水(にげみず)』(5月号)に掲載した歌で「老いを見つめて」と題する連作の一首。 この5月で1…
昨年1月に国内で初めて確認された新型コロナ…
昨年1月に国内で初めて確認された新型コロナウイルス感染者の数は69万人を超え、70万人に達しようとしている。当初、通常のインフルエンザと変わらないという見方をする人もいたが、その病理学的、そして社会・経済的な脅威は次元…
まだ5月も半ばを過ぎたところなのに、沖縄…
まだ5月も半ばを過ぎたところなのに、沖縄、奄美が早々に梅雨入りした後、11日に九州南部、15日に九州北部、中国、四国、16日に近畿、東海と次々に梅雨入り(気象庁速報値)が告げられた。近畿と四国は統計がある昭和26(19…
梅雨や秋の大雨の時期に思い出すのは、以前…
梅雨や秋の大雨の時期に思い出すのは、以前、東京・新宿区高田馬場に住んでいた時、神田川の水が毎年のようにあふれ、玄関口まで浸水したのをかき出すのに骨折ったこと。急速な市街化の影響で、雨水が地中に浸透せず川へ流れ込み、すぐ…
フキの煮物が食卓に出て、かつて住んでいた…
フキの煮物が食卓に出て、かつて住んでいたアパートの裏手に繁殖していたフキの群生を思い出した。スーパーなどできれいに切りそろえられたものしか見ていないと、自然の中のフキは野菜には見えない。 野菜は漢字からも分かるように…
新型コロナウイルスのワクチン接種について…
新型コロナウイルスのワクチン接種について、神奈川県在住の気流子(高齢者)の周辺にはまだ何の案内もない。ところが、美容院に行った家人が「接種の案内もう来ている人がいるようですよ。これって貧富の差じゃないでしょうね」と言う…
承久3(1221)年5月15日、後鳥羽上皇は…
承久3(1221)年5月15日、後鳥羽上皇は鎌倉幕府の実力者北条義時追討の命令を下した。ちょうど800年前のこと。承久の乱の勃発だ。 旧来の見方は、上皇の本心は幕府打倒だったというものだ。無論この時代に「鎌倉幕府」と…
東京・高尾山の自然研究路を幾つか登ってみた…
東京・高尾山の自然研究路を幾つか登ってみたことがある。次第に気付くようになったのは、新しい道があり、古い道があり、山の姿が人の手で変化してきたということ。 先日、登山口の清滝駅から6号路の「びわ滝コース」に入った。シ…
最近は、スーパーやコンビニの惣菜コーナーの…
最近は、スーパーやコンビニの惣菜コーナーのスペースがずいぶん広くなった。品数も多く、それを1人前ずつ分け所狭しと並べられている。味もかなりいい。 さらに当節、新型コロナウイルス禍で自宅に居る時間が増え、まとめ買いして…
1年の3分の1に当たる4月末までの交通事故…
1年の3分の1に当たる4月末までの交通事故による死者数は813人(警察庁発表速報値)となった。これは統計が残る昭和23(1948)年以降で初めて年間死者数が3000人を下回る2839人となった昨年同期の961人より14…
作家・佐伯泰英さんの大ヒットシリーズ『新…
作家・佐伯泰英さんの大ヒットシリーズ『新・吉原裏同心抄』は寛政の改革期の江戸が舞台。主人公で、遊里吉原の警護に当たる神守幹次郎が修業のため京に足を踏み入れ、江戸にはない変化に驚く。 西国の雄藩や国持の外様大名が次々と…
食品を買い求めに入ったスーパーの菓子…
食品を買い求めに入ったスーパーの菓子コーナーで柏餅(かしわもち)が目立つ。そういえば「こどもの日」の5日は端午の節句だった。 今では季節に関係なく、菓子やケーキなどの甘味があるのが当たり前になった。アイスクリームを年…
<瓶(かめ)にさす藤の花ぶさみじかければ…
<瓶(かめ)にさす藤の花ぶさみじかければたゝみの上にとゞかざりけり>。病床の正岡子規が、藤の花を見ながら詠んだ10首のうち最も人口に膾炙(かいしゃ)した歌である。晩年の随筆集『墨汁一滴』に収められている。 <瓶にさす…
「うるさい」を漢字で書くと「五月蠅い」と…
「うるさい」を漢字で書くと「五月蠅い」となる。「5月(陰暦)のハエはうっとうしい」というようなところからきているのだろう。『古事記』(712年成立)にも用例がある。原文では「狭蝿(さばえ)なす」だが、注釈では「5月のハ…
きょうは「こどもの日」。男子の健やかな…
きょうは「こどもの日」。男子の健やかな成長を願う端午の節句でもある。鯉のぼりを上げ、粽(ちまき)を食べたりして祝う。しかし最近はこの季節になっても、鯉のぼりをすっかり見なくなった。 5月の空に鯉のぼりが吹き流しと共に…
政府はこのほど、慰安婦をめぐる表現で…
政府はこのほど、慰安婦をめぐる表現で「『従軍慰安婦』という用語を用いることは誤解を招く恐れがある」とし、「単に『慰安婦』という用語を用いることが適切だ」とする答弁書を閣議決定した。 日本維新の会の馬場伸幸衆院議員の質…
全国の自治体に向けた新型コロナウイルス…
全国の自治体に向けた新型コロナウイルスワクチンの発送、接種の予約受付が始まった。しかし、各地で電話予約が殺到して回線がパンク。ある地域では、インターネットでの予約方法が分からない高齢者らが地元区役所に詰め掛けたりした。…
「水音も記憶の中にありて夏」(星野立子)…
「水音も記憶の中にありて夏」(星野立子)。5月になり、どこか心の奥から爽やかな空気を感じている。いつの間にか春から夏の季節に入っているという印象だ。 特に、初夏は新緑の時期で緑が映え、風も若葉の香りを運び、手に触れる…
新型コロナウイルスの感染拡大で、今年も…
新型コロナウイルスの感染拡大で、今年も緊急事態宣言下の大型連休となった。予定した国内旅行をキャンセルした人も少なくないだろう。ただ昨年と比べると、宣言後に東京から都外に出掛けた人は45%ほど増加しており、「行楽、帰省は…