セゲイルボ
韓国紙「セゲイルボ」
【韓国紙】現代版の蔭叙制?
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 蔭叙制(ウムソジェ)(上流層の子孫を科挙の試験によらず特別に官吏に採用する制度)は高麗7代王・穆宗の時代に始まり、朝鮮王朝まで続いた。朝鮮時代は高麗時代より蔭叙の範囲が縮小したが、…
【韓国紙】大統領選 今からでもビジョン対決を
韓国紙セゲイルボ 時代精神読む候補が勝者 3月9日の第20代大統領選挙は“歴代級”だ。肯定的な意味ではない。人々は「こういう大統領選挙は初めて」だという。ある世論調査の専門家は「かつてなく勝敗の予測が難しい」と語った。…
【韓国紙】北朝鮮のミサイル挑発受けても観光推進とは
韓国紙セゲイルボ「社説」 北朝鮮が新年に入り半月の間にミサイルで4回も挑発した。5日と11日に極超音速ミサイルを発射したのに続き、14日と17日には列車から短距離弾道ミサイルを撃った。ミサイルの挑発に国際社会が糾弾声明…
【韓国紙】実績ゼロの公捜処1年
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が21日で発足1年を迎える。文在寅政権の検察改革の象徴であり、与党側の長い宿願だった公捜処の現実は、お粗末で暗鬱(あんうつ)だ。これまで24件を立件し…
【韓国紙】国民の安保不安煽る合同参謀本部 北朝鮮ミサイルに右往左往
韓国紙セゲイルボ 今月7日午前、北朝鮮が2日前に発射したミサイルに関して軍当局が突然ブリーフィングをすると知らせてきた。金曜日午後のブリーフィングはめったにない。合同参謀本部がこの2日間見せてきた消極的な姿とは180度…
【韓国紙】国家危機克服のビジョン見えぬ李・尹両候補の公約
韓国紙セゲイルボ「社説」 「共に民主党」李在明、「国民の力」尹錫悦、この二大政党の大統領候補が軽薄な票狙いの計算によるポピュリズム的な公約を乱発し、それさえもしばしば言葉を変える右往左往の様相を見せて顰蹙(ひんしゅく)…
狂牛病騒動から13年
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2008年、大韓民国は狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)騒動の渦に巻き込まれた。06年から08年6月まで、韓米間の数回にわたる交渉の末、当時、誕生1年目の李明博政権は、米国産牛肉の輸入…
【韓国紙】“ばら撒き”中毒助長する与党候補
韓国紙セゲイルボ ポピュリズム公約を連発 韓国大統領選で支持率1位を走る共に民主党の李在明(イジェミョン)大統領候補のばら撒き公約が度をこえている。李候補は連日、金を与え税金を下げるという公約を繰り返す。自営業者の新型…
【韓国紙】野党「国民の力」の選対が解体、原点に戻り再建を
韓国紙セゲイルボ「社説」 野党「国民の力」が選挙対策委員会を全面解体と、議員全員の党役職辞任を宣言し、荒波の中にはまり込んでいる。尹錫悦大統領候補の支持率下落を食い止めるために劇薬を処方したのだ。同党は3日、常任選対委…
【韓国紙】今年も新年の辞なし
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 北朝鮮の金正恩総書記は今年も新年の辞を発表しなかった。3年連続だ。代わりに、朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は昨年12月27日から5日間開かれた党中央委員会総会の結果を1日に報道した。…
【韓国紙】2022年、韓国政治の発展に期待
韓国紙セゲイルボ 大統領選挙は政策中心に 希望に満ちた新年(壬寅年)が明けたが、韓国政治の展望はそれほど明るくはない。2カ月後に迫った大統領選挙が非好感と政治嫌悪から抜け出せず、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)…
【韓国紙】選挙前の募兵制公約
米国が徴兵制を実施していた1956年、名門プリンストン大卒業生750人のうち、過半数の450人が卒業後、軍に入隊した。しかし、募兵制(志願兵制)に変わった(1973年)後の2006年には、卒業生1108人のうち入隊した…
【韓国紙】国民統合色あせる政略的意図の濃い朴槿恵氏赦免
韓国紙セゲイルボ「社説」 国政壟断(ろうだん)事件などで懲役22年の確定判決を受けて収監生活を送ってきた朴槿恵前大統領が新年の特別赦免対象に含まれ、31日に釈放される。2017年3月31日に逮捕され収監されてから4年9…
【韓国紙】テレビの芸能番組より劣る大統領選挙
韓国紙セゲイルボ 未来への希望なき韓国国民 最近、テレビで出演者が競って新しい分野に挑戦する類の番組が多い。そんな才能があるとは分からなかった人が素晴らしい歌で私たちの心を動かす。運動プロではない人々が競技を通じて努力…
【韓国紙】家族の過去暴露で泥沼の大統領選に国民は失望
韓国紙セゲイルボ「社説」 今日で79日後に迫った大統領選挙が最悪の泥沼の戦いになりつつある。文字通り「歴代級非好感大統領選挙」だ。候補の配偶者と子供など“家族リスク”まで浮き彫りになり、有権者の失望が極に達している。最…
【韓国紙】ワクチンの“怪談”
2009年に新型インフルエンザが大流行した時だ。当時、世界保健機関(WHO)がタミフルを作った多国籍製薬会社と組んで季節性インフルエンザより弱い新型インフルエンザの危険性を誇張したという説が国際社会に広まった。外部専門…
【韓国紙】北朝鮮執着がもたらす無理な終戦宣言
韓国紙セゲイルボ 国連制裁緩和は自殺行為 東西ドイツが統一された時、ドイツ国民はコール首相でなくブラント元西独首相(社会民主党)を最も称賛した。理由は何か。「接近を通した変化」を旗印に東方政策を推進して、ドイツ統一と欧…
【韓国紙】「冬季五輪ボイコット検討せず」は終戦宣言のためか
韓国紙セゲイルボ「社説」 オーストラリアを国賓訪問中の文在寅大統領が13日、来年2月の北京冬季五輪の外交的ボイコットに関して「米国をはじめとするどの国からもこれに参加せよとの誘いを受けていない」とし、「韓国政府は(ボイ…
【韓国紙】大統領候補は“人口災難”の公約を 予想より8年早い減少
韓国紙セゲイルボ 崔在天(チェジェチョン)梨花女子大客員教授が最近、「韓国の少子化現象は進化生物学者の立場で見れば極めて当然だ」と述べ話題になった。周辺に食物がなく、隠れる場所がなければ繁殖する動物は進化過程で生き残る…
【韓国紙】古道の三南大路
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 朝鮮時代にはソウルを中心として各地域を連結する道路網を9大路と言った。代表的な道が第6路である三南大路だ。ソウルから全羅南道(全南)海南郡の梨津港に至る道だ。湖南地域(朝鮮半島の南…
韓米の新作戦計画、北核高度化に対応できるか
韓国紙セゲイルボ「社説」 韓米国防長官が2日、ソウルで定例安保協議(SCM)を行い、新しい戦略企画指針(SPG)を作成することで合意した。北朝鮮の核・ミサイル開発などの安保環境を考慮し、新しい作戦計画をつくることにした…
尹錫悦氏にリーダーシップリスク 選対発足での混乱、失望に
韓国紙セゲイルボ 6日、野党「国民の力」選挙対策委員会が公式発足した。尹錫悦(ユンソンニョル)大統領候補が選出されてから1カ月、本格的に大統領選体制に突入した。選対委構成は難産を経て金鍾仁(キムジョンイン)総括選対委員…
オミクロン変異株が拡散 防疫対策強化ためらうな
韓国紙セゲイルボ「社説」 29日零時時点の新型コロナウイルス新規感染者が3309人に達した。休日とはいえ日曜日では最多だ。重症患者は629人で、25日以後5日連続600人台を記録した。全国の集中治療室の病床稼働率も75…