セッションズ米司法長官、大学へのアファーマティブ・アクション要求を撤廃 Sessions kills affirmative action push at colleges


 トランプ米政権は3日、アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)を要求するのは行き過ぎだとして、大学に対し入学の合否判定で人種を考慮するよう促したオバマ政権時代の政策を撤廃した。

 新たな指針では、人種にとらわれない入学判定プロセスを求めている。これは、大学に対し人種を無視することを要求するものではなく、大学側に司法省とぶつかるのを恐れずに合否判定する選択肢を与えるものだ。

 ハーバード大学が多様性を確保するために、アジア系米国人により厳しい入学基準を課して差別していたとの訴えを司法省が捜査する中で、この変更が決定された。


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