編集局 2018/7/06 写真|インタビュー [会員向け]
北村透谷研究会幹事 鈴木 一正氏に聞く
北村透谷に関心を持ったのはいつ頃?
透谷との出会いは高校の教科書に載っていた「山庵雑記」という作品で、冒頭の「人間の心中に大文章あり」という一節に、強く惹(ひ)かれた。私は周囲から勧められて工業高校に進んだが、透谷の文章を読んで、何とすばらしい言葉かと思った。自分も次第に文学の道に進みたいと思うようになった。
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