フリン氏、隠蔽が命取りに


Charles Krauthammer

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 隠蔽(いんぺい)で罪はさらに重くなる―ウォーターゲート事件の際によく言われた言葉だ。フリン補佐官辞任問題は、犯罪の伴わない隠蔽の初めての例だ。

 隠蔽されたのは、昨年12月29日のフリン氏と駐米ロシア大使の通話の内容だ。オバマ大統領在職中に敵対国と交渉したことが法に触れる可能性があり、さらに悪いことに、2016年の選挙に干渉したとしてロシアに科せられていた制裁についてキスリャク大使と話し合っていた。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ