米国の後退でロシアが台頭
チャールズ・クラウトハマー 2016/12/07 コラム|北米・中南米 [会員向け]
一国平和主義は幻想
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
25年前の1991年12月、共産主義は死んだ。冷戦は終結し、ソ連は消えた。現代史の中で最大の帝国崩壊であり、銃弾は一発も発射されなかった。聖書的規模の出来事であり、私と同世代の人々は、生きている間に見ることはないだろうと思っていた。詩人ワーズワースはフランス革命についてこううたっている。
「生きて夜明けを迎えることは至福の喜び。だが、若きことはそれに勝る喜び」
...【全文を読む】