イランの狙いは制裁緩和
編集局 2013/11/26 コラム|中東・北アフリカ [会員向け]
核開発止められない暫定合意
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
【ワシントン】報道によると、話題を変えようと必死の大統領と、名声を得たくて必死の国務長官が、イランと「暫定的」核合意を交わそうとしているようだ。それまで寛容だったフランスはこれを「いんちき交渉」と呼んだ。
10年もの間、交渉相手をはぐらかし、見下してきたイランがテーブルに着いたのは、経済制裁の影響があまりに深刻で、政府が国の存続に関わると考えるようになったからだ。理由はそれだけだ。イラン通貨は暴落し、インフレも進んでいる。
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