ロシアの野党指導者暗殺でチェチェン現役軍人逮捕


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くすぶる陰謀説、政権の内部対立も

 プーチン大統領を批判してきた野党指導者、ボリス・ネムツォフ元第一副首相が先月27日、モスクワ中心街で暗殺された事件で、実行犯と黒幕をめぐり、さまざまな見方が飛び交っている。このような中で、チェチェン共和国カディロフ首長の元私兵組織メンバーで、現在は同共和国内務省部隊の現役軍人が容疑者として逮捕された。捜査をめぐり、カディロフ首長と、プーチン大統領側近の治安関係者らが対立しているとの見方も出ており、事件の真相は闇の中だ。(モスクワ支局)


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