編集局 2014/11/04 教育 [会員向け]
近代に入り、金沢は傑出した人材を次々と輩出した。例を上げれば、タカジアスターゼなどの薬を創製した化学者の高峰譲吉、日本近代化学の父とたたえられる桜井錠二、日本水産業の父・関沢明清、天文学者の木村栄、鉄道技術者の平井晴二郎、海軍大将の瓜生外吉らだ。金沢市の金沢ふるさと偉人館で開催中の企画展「幕末・維新 加賀の教育」では、彼らを生み出した独特の教育的土壌を紹介し、文化都市金沢の原点をひもといている。(日下一彦)
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