安哲秀氏、再び存在感 第3党率い韓国総選挙で躍進


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政局主導や大統領選へ意欲

 韓国総選挙で中道左派の第3党「国民の党」が躍進し、共同代表の安哲秀氏が再び存在感を示している。選挙では最大野党「共に民主党」を離党した安氏が掲げる「既存政治の刷新」が古巣の「共に民主党」の地盤である南西部の光州・全羅道で圧倒的な支持を受けた。安氏の動向は今後の政局はもちろん、来年の大統領選を左右する可能性がある。(ソウル・上田勇実)

 光州・全羅道は軍事政権に反発した民主化運動の「聖地」として、また多くの歴代大統領を輩出した南東部・慶尚道への地域対抗意識から左派政治の地盤となってきた。このため当初は共に民主党への支持は固いとみられていた。


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