成田空港、入国停止で新規外国人の姿なく


「オミクロン株」感染拡大で、利用者の大半が日本人に

成田空港、入国停止で新規外国人の姿なく

外国人の新規入国が停止され、利用者の大半が日本人となった検疫所=30日午後、成田空港


 
 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の世界的な感染拡大に伴い、外国人の新規入国が30日午前0時から原則停止となった。成田空港では、日本人の帰国者や在留資格を持つ外国人の再入国者らが、検疫所などで手続きを行う姿が見られた。

 関係者によると、欧州発の便では搭乗していた約40人の大半が日本人。東南アジアからのある便でも、一般乗客約20人のほとんどが再入国の外国人だったという。

 12月1日からは日本人帰国者らの規制も再び強化され、自宅やホテルでの待機期間が最短3日間から14日間に戻る。