野球日本代表の稲葉篤紀監督、金メダルを誓う


北京五輪監督の星野仙一さんの供養碑がある瑞円寺を訪問

野球日本代表の稲葉篤紀監督、金メダルを誓う

元日本代表監督星野仙一さんの永代供養塔に手を合わせる東京五輪野球日本代表の稲葉監督=10日午後、愛知県あま市の瑞円寺(代表撮影・時事)

 東京五輪に臨む野球日本代表の稲葉篤紀監督が10日、野球が前回実施された2008年北京五輪で監督を務めた星野仙一さんの供養碑がある瑞円寺(愛知・あま市)を訪問し、金メダル獲得を誓った。

 北京五輪は4位でメダルなしに終わった。選手だった稲葉監督は「悔しさをずっと持っている。星野監督を男にできなかった申し訳なさがある。金メダルを取ります、見守っていてくださいということで来させていただいた」と胸の内を語った。

 稲葉監督は供養碑の前で手を合わせ、「やりたいようにやれ、おまえが信じた道を行けと言うと思う」とメッセージを感じ取り、「いい報告ができれば」と決意を新たに話した。