LRT車両をお披露目、開業への機運を醸成


2023年3月開業、宇都宮市や芳賀町などが整備を進める

LRT車両をお披露目、開業への機運を醸成

初公開された次世代型路面電車(LRT)の車両=5月31日、宇都宮市(時事)

 宇都宮市や栃木県芳賀町などが2023年3月の開業に向けて整備を進めている次世代型路面電車(LRT)の車両が、公開された。1編成3両(全長約30㍍)で、定員は約160人。

 内装は、宇都宮市の伝統工芸「宮染め」をモチーフにしたロールカーテンを使用。高齢者や車いす利用者が停留所で乗降しやすい低床式を採り入れるなど、車内はバリアフリー化されている。

 宇都宮市の佐藤栄一市長は「多くの人が車両を見て、触れて、乗って、体感できる取り組みを進め、開業への機運を醸成したい」と話している。