非指示的心理療法の学び
松戸市の古書店で見つけた一冊の小さな本「置かれた場所で咲きなさい」というタイトルの小型本だが、何度か読み返して興味を持った。
著者はノートルダム聖心女子大学理事長・渡辺和子氏で、父親の錠太郎氏は昭和初期の陸軍教育総監だったが、2・26事件の犠牲者の一人であったという。その苦悩にもめげずにアメリカ留学をなした。
明治の開国以来、大正・昭和と日本の近代化は目覚ましく、彼女はその波に揉(も)まれながらノートルダム修道女会に入り、アメリカに派遣留学され、ボストン・カレッジ大学院で学ぶ。
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