自衛隊災害派遣に感謝 「進歩的文化人」は嘘つき


首都圏に不要とは愚か

 正確な記憶はないが、確か昭和50年代のこと、在日米軍が使っていた軍事基地の一部を日本に返還してきたことがある。対象は富士山麓の演習場のほか、朝霞や入間や水戸の射爆場跡地など。かつては旧日本軍が拠点としていた土地だけに、立地条件はいずれもいい。自衛隊だけでなく、警察や科学技術庁他からも跡地利用の要請が相次いだ。そこで、国有財産審議会(当時の大蔵省所管)の下に返還財産処理特別委員会が設けられ、前法制局長官や現職の東大教授らお歴々のほか筆者(当時経済論説記者)も加わることになり、返還基地を視察して回った。


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