沖縄のGoogle検索ワード 気になる上位は
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)
ネット検索などを手掛けるインターネット関連会社のGoogleはこのほど、「2021年Google検索ランキング」を発表した。気になる沖縄の1位は「軽石」、2位は「RIZIN」、それに「ハピトク沖縄クーポン」、「ペヤング沖縄ゴーヤMAXやきそば」が続いた。
小笠原諸島の海底噴火がもたらした軽石は沖縄のほとんどの海岸に漂着した。美しい白いビーチが黒く変わった景色は衝撃的だ。漁業への影響も甚大で、鮮魚の出荷量が激減し、台所に大きく影響した。軽石は九州や四国でも確認され、全国レベルの問題になっている。
2位の「RIZIN」は格闘技大会を指す言葉。11月20日に、今年オープンしたばかりの沖縄アリーナで格闘技イベント「RIZIN.32」が開催された。ボビー・オロゴン、山本美憂ら有名な格闘家が出場するとあって、関心を集めた。県内では、地元沖縄同士の対決に関心が集まったと思われる。
4位の「ペヤング沖縄ゴーヤMAXやきそば」は読者も気になるのではないだろうか。インスタント焼きそばの傑作「ペヤング」の沖縄限定商品で、ゴーヤーチャンプルーをイメージしている。過去には「背脂MAX」や「わかめMAX」、「パクチーMAX」など、やりすぎ感のある商品が次々と売り出されてきた。
パッケージには、青い海に白い砂浜、ハイビスカスとシーサーという沖縄満載で、お土産に喜ばれそうだ。
インパクトのある名前とは裏腹に、まとまった味で食べやすかった。ラー油の辛さとほたてエキスとオイスターソースの香りがゴーヤーの苦みを和らげている。ただ、MAXという割にはゴーヤーの存在感が薄く、ゴーヤーを食べなれている沖縄県民には物足りなく感じるのではないだろうか。(T)