少子化対策と「事実婚」、宗教的背景から離婚困難な仏


出生率アップより法律婚廃れる

 昨年一年間に生まれた子供の数は、前年よりも6000人減って、103万1000人だった。3年連続の最少記録である。出生数が死亡数より少ないことで起きる人口の自然減は24万4000人で、こちらは過去最多だった。

 生まれる子供の数が6000人減った、人口が24万人減ったと言っても、人口減少の危機的状況は実感として伝わらないかもしれない。しかし、今から65年前の1949年、第一次ベビーブーム中の最高出生数270万人と比べれば、現在生まれる子供数の激減ぶりが分かろうというものだ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ