コクヨ創業者・黒田善太郎の珠玉の人生訓


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社員教育も先駆的に実施

 学習ノートや手帳、鉛筆など、文房具の大手メーカー、コクヨの創業者・黒田善太郎(1879ー1966年)は幾多の苦難を超えて実業家として成功。創業50周年を記念してまとめられた『経営の信條』には、経営者として培った珠玉の人生訓が刻まれている。(日下一彦)

 黒田善太郎は明治12年、富山市で黒田屋7代目善三郎の長男に生まれた。マッチ製造業を家業とし、何不自由ない幼少時代を送ったが、小学校3年の時、父が38歳の若さで突然他界。以来、苦難の人生を歩むことになる。


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