ジョージ・ウィル
気候変動「存亡の危機」ではない
米コラムニスト ジョージ・ウィル 極端な変動シナリオに反論 信頼性低い国連報告 メディアは気候変動に関して強い確信を持っているようだ。今回の国連の報告も同様だった。ところが、気候変動に立ち向かおうとする今日の呼び掛けに…
軍事費2%の責任果たせ、露はNATOの「脅威」
約束を守らない中国 米コラムニスト ジョージ・ウィル 1995年、セルビア人がボスニアの国連職員らを軍事標的に拘束し、人間の盾とした時、米国務長官は戸惑っていた。ウォーレン・クリストファー氏は、「そこで起きている戦いは…
中国攻勢で迫る台湾危機
米コラムニスト ジョージ・ウィル クアッドで中国に対抗 トルーマンの外交を踏襲 40年前のロナルド・レーガン大統領をほうふつさせる素晴らしい外交デビューだったと言うと、バイデン大統領、ブリンケン国務長官は困惑するかもし…
中国攻勢で迫る台湾危機
米コラムニスト ジョージ・ウィル 「あいまい戦略」放棄を バイデン氏に重大試練 「バイデン政権」の最初の重大な試練が、騒々しい全体主義の靴音を響かせながら近づいている。2021年、台湾が、キューバ・ミサイル危機の196…
悪党が支配するロシア
米コラムニスト ジョージ・ウィル プーチン大統領の任期延長 暗殺、脅迫で権力掌握 こっけいに見える専制君主は、とりわけ不気味なものだ。ロシアのプーチン大統領は2011年に黒海でスキューバダイビングをし、6世紀のギリシャ…
野球は特別な「国民的娯楽」
米コラムニスト ジョージ・ウィル 最も重要なルールは不文律 対戦相手に敬意 スポーツの記憶は、慌しくシーズンが過ぎてしまうと、長い間日光に当てられた写真のように色あせていく。しかし、10月29日のワールドシリーズ第6戦…
建国時から延々続く移民論争
米コラムニスト ジョージ・ウィル 国境警備めぐり激しい議論 不法移民一斉取り締まりも 1970年、第1回合衆国議会の中の誰よりも、その時代の誰よりも賢明で優れた知性を持っていたジェームズ・マディソンが、下院で移民問題に…
不透明な自動車産業の未来
米コラムニスト ジョージ・ウィル 技術革新で新車種開発 規制したがる監督機関 鉄を曲げ、メッキを施し、20世紀の米国を魅了した自信に満ちた、ステータスの象徴としての自動車。その自動車産業は、ゼネラル・モーターズ(GM)…
深刻化する北朝鮮の核開発
米コラムニスト ジョージ・ウィル 「戦争に」と米大統領警告 核兵器の使用も検討か 米空軍の「探知機」が1949年の9月3日、カムチャツカ半島沖で大気のサンプルを収集していた。放射線を検出して、戦禍のソ連が核兵器の実験を…