エストニアのサイバー防衛 小国のデジタルイノベーション
大国不利な非対称空間
現代、コンフリクトが起こるところにサイバーオペレーションあり、といっても過言ではないだろう。
今日の戦いでは、サイバーパワーを発揮することで、小国でもタイミングを見計らい、意表を突くことで、大国である敵側の脆弱(ぜいじゃく)性を突き、混乱させることができる。脆弱性を突くことで相手側の軍事力をそぐだけではない。大国であろうとも金融機関、公的機関、あるいは交通管制センター等をサイバー攻撃されるとデータの窃盗のみならず、人体に損傷を与えかねない大変な事態に陥る。
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