政府はリスクを語れ 自衛隊任務は危険が伴う
「隊員擁護」も政争の具
5月27日、安全保障関連法案が衆院平和安全法制特別委員会で審議入りした。今月1日までの審議時間が計22時間と、新聞記事に出ていたが、その殆どを私は視聴したことになる。率直な感想は、これでは国民は全く理解ができないだろうということだ。
自衛隊の出動が必要となる「事態」として「武力攻撃事態」「存立危機事態」「武力攻撃予測事態」「重要影響事態」「国際平和共同対処事態」が定められており、それに関連した法案の「武力攻撃・存立危機事態法」「重要影響事態法」「国際平和支援法」について自衛隊の活動の是非を巡ってのやり取りは、多くの国民にとっては珍紛漢紛であろう。
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