米で薬物過剰摂取が深刻化


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2014年の死亡者は過去最悪

 米国で薬物の過剰摂取による死亡が最悪の状況になっている。米疾病対策センター(CDC)が先月発表した報告書によると、2014年の死亡者数は過去最多を記録。麻薬性の鎮痛薬を服用するうちにヘロインに手を染める人が急増していることも明らかになり、米政府の対策は追いついていない状態だ。(ワシントン・岩城喜之)

 「薬物による死亡は大流行の水準にある」

 急増する薬物関連の中毒死について、米麻薬取締局は、こう強く警告する。


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