南シナ海で「航行の自由」作戦、米政権の判断遅れに不満の声


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国防総省は半年前から検討

 「最近、(南シナ海で)海軍の作戦があった。国際法が許す場所であれば、われわれはいつでも飛行、航行、作戦を行う」

 先月27日の米上院軍事委員会の公聴会。アシュトン・カーター国防長官は、南シナ海で「航行の自由」作戦を実施したことを認めた。

 国際法では、満潮時に海面に沈む岩礁を埋め立てたものは領海と認められていない。今回、「ラッセン」が付近を航行したスービ礁などは、中国による埋め立て以前は海面下にあったために航行は国際法に則ったものだ。


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