リオ五輪、「低コスト」に舵


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不況深刻 「贅沢」に国民の理解得られず

 深刻な経済不振に陥っているブラジルが、来年8月に予定されているリオデジャネイロ夏季オリンピック(リオ五輪)開催に向け、「低コストオリンピック」を目指して本格的に舵(かじ)を切り始めた。(サンパウロ・綾村 悟)

 リオデジャネイロ夏季五輪組織委員会は6日、開催準備の進捗状況を報告するとともに、予算超過を防ぐため、運営費等の削減を図る考えを明らかにした。コスト削減は最大で3割にも及び、オリンピックとパラリンピックを合わせた予算を36億㌦(約4300億円)以下に抑えるという。


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