イラン核合意をめぐる波紋


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米、対「イスラム国」で連携強化も

 今月14日、オーストリアのウィーンで欧米など6カ国とイランとの核協議の最終合意が達成された。2002年にイランの秘密核開発が発覚してから13年にわたる外交交渉の成果である。同合意をめぐっては国際的にも賛否の議論があり、交渉を主導した米国においても国内で評価をめぐり対立が大きい。(ワシントン・久保田秀明)

 イラン核協議は3回にわたって期限を延長しながら、マラソン協議の末に今月14日、イランを含む7カ国の外相級全体会合が開かれ、ついに包括的共同行動計画(JCPOA)と呼ばれる最終合意が成立した。


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