「偶然の過程」の限界指摘 人類の起源に関するID派の本


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 人類はどこから来たのか――。人類の起源はいかなる人も多かれ少なかれ関心があるが、人間存在の意味と深くかかわるだけに科学の視点からも慎重に扱わなければならないテーマである。

 だが、ダーウィン進化論は人間を「偶然の産物」「頭のいいサル」レベルに貶めてしまった。共通の祖先の“サル”から、偶然の積み重ねのプロセスによって約700万年前に枝分かれし、一方はチンパンジーに、一方は人間になっていったという“ストーリー”をあたかも事実であるかのように教科書で教え続けているのである。


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