対テロ戦に消極的なオバマ氏


チャールズ・クラウトハマー

ウクライナでは融和策

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 【ワシントン】国防長官は「世界の至る所が爆発している」、司法長官は、テロの脅威で「夜も眠れない」と言う。これは、現状を見れば、誰の目にも明らかだ。人質のカイラ・ミューラーさんの死亡が10日、確認された。11日には、イエメンの米大使館員らが退去した。イエメンは昨年9月にオバマ大統領が、米国のテロとの戦いの成功例と言っていた場所だ。

 国外がこれほど混乱しているにもかかわらず、それに対してオバマ氏は、無気力と受け身の姿勢でしか対応してこなかった。


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