比の“最厳重警備”の刑務所、実は組織のボスの楽園


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空調完備、大型TVにサウナ

 このほどフィリピン国家捜査局と国家警察などが合同で、マニラ首都圏にある刑務所の抜き打ち検査を行ったところ、麻薬組織や強盗団のリーダーなどの収監者が、ホテルのように改装された部屋で、豪華な生活を送っている実態が明らかとなった。以前から刑務所内における一部収監者の特別待遇は問題となっていたが、アキノ大統領が目指す「汚職なければ貧困なし」のモットーとは裏腹に、壁の中でも経済格差を背景にした腐敗は広がる一方のようだ。(マニラ・福島純一)


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