惨事相次ぐマレーシア航空、客離れで経営面でも急降下


800

国営企業の脇の甘さ露呈

 ウクライナで続く戦闘の巻き添えで先月、マレーシア航空の旅客機が撃墜され、約300人の乗客・乗員全員が犠牲になった。マレーシア航空は、3月にも旅客機が行方不明になったばかりだ。相次ぐ惨事にマレーシア航空は頭が抱えるが、本体の経営もエアポケットに落ちたかのような難しい局面を迎えている。撃墜事件で客離れが深刻化し資金繰りが悪化しているだけでなく、ナショナルフラッグであるマレーシア航空に立ちはだかっているのは、国営企業の脇の甘さと格安航空の台頭だ。(池永達夫)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ