インドで共産党毛派が活動強化


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暴力革命重視、やり口残忍

 インドで、「鉄砲から政権が生まれる」という毛沢東語録を掲げ暴力革命を目指す極左武装組織「インド共産党毛沢東主義派」がなお勢力を温存させている。毛派は、マルクス主義グループの中でも武装闘争・暴力革命を重視した一派で、やり方が残忍で容赦がなく、インドにとって毛派は2008年1月のムンバイ同時テロなどを起こしたとされるイスラムテロ組織・ラシュカレトイバと並ぶ治安上最大の脅威となっている。(池永達夫)

 今春、インドの中部チャッティスガル州スクマ地区で治安部隊が毛派の武装集団に襲撃され19人が死亡した。


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