比政府とMILFが近く包括的な和平合意へ
編集局 2014/2/09 アジア・オセアニア [会員向け]
反対派はテロ活動を活発化
反政府勢力との和平を目標に掲げてきたアキノ政権に、大きな進展が訪れている。先月末にマレーシアの首都クアラルンプールで行われた、フィリピン政府と国内最大のイスラム反政府勢力であるモロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平交渉で、これまで大きな課題となっていたMILFの武装解除などの内容で合意に達し、近く包括的な和平合意に調印する見通しとなった。しかし、これに反対するイスラム武装勢力が反政府活動を活発化させており、和平達成の大きな懸念となっている。
(マニラ・福島純一)
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