“特効薬”なき関係 外交に妥協は付き物


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 ソウルや釜山での在職を中心に韓国相手の外交官生活が40年に及ぶ日本人がいる。町田貢氏。外務省の韓国・北朝鮮担当の草分け的存在で、日韓国交正常化、金大中氏拉致事件、朴正熙大統領暗殺など数々の生々しい日韓外交、韓国政治の現場に居合わせてきた。1950年代、戦後の日韓外交草創期の雰囲気について町田氏はこう振り返る。


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