仮想世界に秋葉原駅、「メタバース」25日開設


JR東日本の深沢社長「山手線の『31番目の駅』に」

仮想世界に秋葉原駅、「メタバース」25日開設

仮想世界に秋葉原駅、「メタバース」25日開設

 JR東日本は8日、東京・秋葉原駅を舞台にしたオンライン上の仮想世界「メタバース・ステーション」を25日にオープンすると発表した。仮想空間で利用者同士が会話したり、散歩したりできる。

 実際の秋葉原駅と連動したイベントも開催予定で、記者会見した深沢祐二社長は「山手線の『31番目の駅』として、リアルとバーチャルの空間を組み合わせていく」と語った。同社によると、駅を中心にリアルとバーチャルを融合させる取り組みは世界で初めて。

 開設するのは、秋葉原の駅と街を再現した「バーチャル・アキバ・ワールド(VAW)」。無料で利用でき、QRコードなどを介してアクセスする。