春の選抜きょう開幕、浦和学院-大分舞鶴で火蓋


開会式は6校のみが参加、選手宣誓は倉敷工の福島貫太主将

春の選抜きょう開幕、浦和学院-大分舞鶴で火蓋

第94回選抜高校野球大会の開会式リハーサルで選手宣誓の練習をする倉敷工の福島貫太主将=17日、甲子園

 第94回選抜高校野球大会は18日、甲子園球場で開幕する。大会には32校が出場。午前9時の開会式後、10時開始の浦和学院(埼玉)-大分舞鶴(大分)で熱戦の火ぶたを切る。

 新型コロナウイルス感染予防策として、選手、関係者らに大会前に加え、1回戦、準々決勝の勝利校にPCR検査を実施する。感染者が出ても個別感染と判断された場合は、選手の入れ替えなどで対応して出場は差し止めないが、大会前検査で複数の関係者が陽性判定を受けた京都国際(京都)は出場を辞退。同じ近畿の近江(滋賀)が繰り上がって出場する。ブラスバンドによる応援は50人まで認められる。

 開会式は昨年に続き、第1日に試合がある6校のみが参加。選手宣誓は倉敷工(岡山)の福島貫太主将が務める。

 開幕日は1回戦3試合が行われ、第2試合は和歌山東(和歌山)-倉敷工、第3試合はクラーク記念国際(北海道)-九州国際大付(福岡)。大会は準々決勝と準決勝翌日の休養日2日を含めた13日間で実施する。