日大水泳部主将の池江璃花子「人として成長して」


新入部員36人にエール、飛び込みの金戸凜「頑張りたい」

日大水泳部主将の池江璃花子「人として成長して」

日大水泳部の入部式で、新入生の金戸凜(左)と談笑する池江璃花子=12日、東京都世田谷区

 日大水泳部が12日、東京都内で入部式を開き、4月から4年になる競泳女子の主将、池江璃花子(ルネサンス)が新入部員36人に向けて、「たくさん先輩たちを頼って、次の世代につなげていけるような結果を、そして人としても成長してほしい」とあいさつした。

 今夏の世界選手権、女子飛び込み代表の金戸凜(セントラルスポーツ)は1年生になる。高校3年間は通信制だったため、毎日の通学は久しぶりで、「最初は疲れちゃうと思うが、慣れるまで頑張りたい」。両親と父方の祖父母はいずれもオリンピアン。昨夏の東京五輪で果たせなかった3世代五輪出場を、2年後のパリでかなえるための第一歩を踏み出す。