鳥取県、港に放置されたボート12隻を撤去へ
景観を損なっていると判断、撤去命令を出すも改善されず
鳥取県は2022年度、鳥取港(鳥取市)の港湾施設に放置されているボート12隻の撤去に乗り出す。所有者が分からないものや、エンジンがなく運航できないものが長期間にわたって置かれたままで、景観を損なっていると判断した。
県によると、放置艇は12年から見られるようになった。所有者が分かる場合は、条例に基づく撤去命令を出したが、改善されなかった。
県は撤去費用を所有者に請求する方針。担当者は「放置艇があることで、港湾施設を最大限利活用できない」として、対策の必要性を強調していた。