1.5キロの行列、初詣でにぎわう浅草寺
参拝客は昨年の倍、正しく恐れてしっかり感染症対策を
元日の浅草寺(東京都台東区)は終日、初詣に訪れた人たちでにぎわった。1日午後3時ごろには約1・5㌔の行列ができ、多くの警察官が交通規制に動員された。本殿までの道は大晦日(おおみそか)の深夜から一方通行となり、「雷門通り」は3日まで車両の全面通行禁止となっている。
参拝をすませた人たちはおみくじを引いたり、屋台で買い食いなどをして楽しんだ。着物でお参りに来た70代女性は「列に並ぶと、かごの鳥で身動きが取れずとても疲れたが、年始めに初参りができ良かった」と話した。
コロナ前より人出は少ないが、昨年と比べると参拝客は倍ほど増えているという。浅草の魅力を発信する(一社)浅草観光連盟は、公式サイトで「正しく恐れてしっかり対策お願いします」と感染症対策や分散参拝を呼び掛けた。