仙台市で来年のえと「寅」の人形作りが最盛期


つつみ人形製造所で、「人形を見てほっとした気持ちに」

仙台市で来年のえと「寅」の人形作りが最盛期

仙台の伝統工芸品「堤人形」を制作している「つつみ人形製造所」でピークを迎えている来年のえと「寅(とら)」の人形作り=16日、仙台市青葉区

 仙台の伝統工芸品「堤人形」を制作している「つつみ人形製造所」(仙台市青葉区)では来年のえと「寅(とら)」の人形作りがピークを迎えている。

 粘土で作られている人形は4種類の大きさがあり、素焼きや彩色などの工程を経て完成する。13代目の芳賀強さん(80)は「大変な世の中なので、人形を見て、少しでもほっとした気持ちになってくれれば」と話した。

 作業は年明けまで続き、約400個を作るという。