秋田市「アトリオン」で、貴重な渡り鳥の写真展
日本野鳥の会秋田県支部が主催、35点を解説と共に展示
海岸を飛ぶダイゼン(チドリ科)など、貴重な野鳥の写真を展示した「秋のバードウォッチングウィーク展」(主催・日本野鳥の会秋田県支部)が秋田総合生活文化会館・美術館「アトリオン」(秋田市)で開かれている。
同支部会員が撮影した写真35点を、撮影者の解説と共に展示している。頭が青みがかったグレーのチゴモズ(モズ科)やミゾゴイ(サギ科)、ノジコ(ホオジロ科)など貴重な写真も多い。
支部長の佐々木均さんによると、秋田県は比較的、自然が残っており、大潟村などに飛来する渡り鳥が多い。数年に一羽しか見ることのできなかったハクガン(カモ科)が1000羽飛来するなど、人間の手によって復活してきた鳥もいるという。29日まで。