台湾の多様なデザインを紹介、都内で展示会


変化をもたらした台湾のデザイン産業を10の事例で紹介

台湾の多様なデザインを紹介、都内で展示会

林曼麗・国家文化芸術基金会理事長

 台湾の自由な文化と多様なデザインを紹介する「未来の花見:台湾ハウス 東京展」(主催=財団法人文化台湾基金会)が2日、東京都千代田区のイベント会場で始まり、4日、記者発表会とオンラインツアーが行われた。

 同展ではこの10年で大きな変化をもたらした台湾のデザイン産業を、10の事例で紹介する。日本でもブームになったタピオカに関連したガラスストローや、ガラスの廃棄過程を表現した作品などを展示。ビジュアルアーティストの顏宏安さんなど、台湾で注目されている8組のクリエーターがエコシステムの多様性と協調性を表現している。

 同展の総監督を務めた、林曼麗・国家文化芸術基金会理事長は「コロナ禍でさらに深まった日本と台湾との友情を『花』で表現した。再会を待ち望む気持ちと、台湾の自由な文化と多様なデザインを届けたい」とあいさつした。

 このほか、日本と台湾のクリエーティブシーンで活躍した人物によるトークショーを計6回、オンラインで開催予定。視聴無料。同ショーの申込はhttps://note.com/taiwan_house/。同展は17日まで。